野良猫の駆除

野良猫駆除は保健所・動物保護センターに頼めるのか

投稿日:2016年11月29日 更新日:

保健所や動物保護センター・動物愛護センターでは、野良猫の捕獲を行っていません。しかし、捕獲・保護した野良猫を引き取ってもらうことはできます(地域によって管轄が違います)

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庭に糞やおしっこをされると、不衛生臭いもキツい。夜中は猫同士のケンカで鳴き声に悩まされ、生ゴミを漁りまき散らす。

このような野良猫被害を解決したい時、まずは役場や保健所に相談するでしょう。住みやすい街づくりを地域に求めるのは、当然のこと。しかし、現状では「動物の愛護及び管理に関する法律」により、野良猫の扱いに対し慎重になる地域が多いです。

野良猫駆除を保健所・動物保護センターに依頼した場合、どのような流れになるのか詳しくご紹介しましょう。

この記事は、野良猫の被害にあわれている方に向け、解決策として野良猫の駆除方法をご紹介しています。

当サイトは「野良猫の保護・動物愛護の精神」を持って運営しておりますが、猫が嫌い・不衛生な状況に困っている・庭を荒らされたなどの深刻な被害にあわれている方にとって、猫は生活を脅かす外敵です。

動物愛護法をふまえ、合法的に野良猫駆除をするようご説明しています。

野良猫駆除を公的機関に依頼する

野良猫の駆除・捕獲・保護に関する管轄が、保健所なのか動物保護センターなのか、地域によって異なります。

大きな保護センターのある地区ではセンターの管轄で、小さな街は保健所というように、お住まいの地域によって違います。市役所で確認するか、保健所や動物保護センターに電話で確認してください。

保健所に野良猫駆除を依頼する

野良猫の捕獲や駆除を保健所に依頼しても、実行的な協力はしてもらえません。相談はできます。

まず、保健所の役員は野良猫の捕獲をやってくれないため、自分で捕獲する必要があります。ネットショップやホームセンターで捕獲器が販売されてます。

捕獲後、保健所に持ち込む流れですが、殺処分を目的とした野良猫の引き取りを拒否する地域が多くなっています。

動物保護センターに動物保護を依頼する

動物保護センターに野良猫の捕獲・駆除をに依頼しても、保健所と同様、実行的な協力はしてもらえません。相談はできます。

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動物保護センターや動物愛護センターでは、持ち込まれた野良猫の殺処分を行っていますが、殺すのではなく引き取り先を探し、保護する活動を優先しています。

【神奈川県ホームページ】
神奈川県動物愛護推進応援団

神奈川県動物愛護センターのように、近年野良猫の殺処分頭数を減らしている地がもあり、野良猫駆除を目的とした捕獲は積極的ではありません。

捕獲後に動物保護センターに持ち込めば、引き取ってもらえます。捕獲器の貸し出しを行っているセンターもあるので、被害状況ともに捕獲方法について相談しましょう。

自分で野良猫を捕まえられない場合

捕獲器(罠)で捕まえるとなると、猫の餌となる魚・キャットフードを用意し捕獲器にセットする必要があります。

  • 仕事で生活が忙しい
  • 捕獲作業をする体力がない
  • 猫のそばに近づくのが怖い

など、自分で捕野良猫を捕獲するのが難しい場合は、費用がかかりますが、便利屋のような野良猫を捕まえる仕事を請け負う業者に依頼しましょう。

保健所への持ち込みは違法ではない

捕獲した野良猫を保健所に持ち込むことは、動物愛護法に違反する行為ではありません。

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日本では「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)」の中で、人が猫とどのように関わってよいのか定められていますが、野生で生きる野良猫については具体的に書かれていません。

都道府県に対し、動物愛護の取り組みをうながす記述があるため、保健所や動物保護センターでは捕獲活動をしません。持ち込まれた猫に対してのみ引き取り手を募集し、手間のかかる仔猫・引き取り手のない猫を殺処分しています。

ネット上では「保健所に野良猫を持ち込むことは、動物愛護法に違反する」という意見がありますが、動物愛護法にそのような記載はありません。

第四十四条

愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金に処する。

(動物の愛護及び管理に関する法律より引用)

動物愛護法に書かれているのは、悪意ある動物の虐待・殺傷のことであり、野良猫によって庭を荒らされるなどの被害にあっていて、やむを得なく駆除をするのなら、法律違反ではないのです。

動物愛護法には、

第三十五条  

都道府県等(都道府県及び指定都市、地方自治法第二百五十二条の二十二第一項 の中核市(以下「中核市」という。)その他政令で定める市(特別区を含む。以下同じ。)をいう。以下同じ。)は、犬又は猫の引取りをその所有者から求められたときは、これを引き取らなければならない。

(動物の愛護及び管理に関する法律より引用)

と書かれており、保健所には持ち込まれた猫を引き取る義務があると考えれます。

しかし、

【保健所に野良猫引き取りを拒否された事例】

  • 愛護の精神や世論をふまえ、強制的な野良猫の排除をしていない
  • 野良猫と飼い猫の区別がつきにくく、飼い主(猫の所有者)がいるなら勝手に処分できない

上記のような理由により、保健所で引き取りを拒否された事例が多数あります。飼い猫ではないと証明するために、町内会のすべての世帯から署名を集め、保健所を納得させた方もいらっしゃいます。

飼い猫と野良猫の判断がつかなくても、迷い猫として動物保護センターに届け出ることはできますので、まずは相談することをおすすめします。

野良犬に関しては、狂犬病の感染を防ぐ目的から保健所で駆除・保護をしています。狂犬病は死亡率の高い危険な感染症なので、野良犬を見かけたらすぐに保健所に連絡をしましょう。

血統書付きの犬・首輪をしている犬(飼い犬)は、保健所で保護され飼い主を探してもらいます。

野良猫駆除をする理由を記録する

野良猫駆除を実施する前に、被害状況を把握し証拠を作りましょう。

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野良猫駆除に関して、価値観の違いから駆除したい人と反対意見がぶつかり、地域トラブルになりやすいです。感情的にならず、実際にどのような被害にあっているのかメモや写真で記録しておくと、論理的に行動にうつせます。

【野良猫の被害を記録する】

  • 具体的な被害状況(庭でフンをした・臭い・毛・泣き声で寝れないなど)を、日付とともにメモする。
  • ゴミ捨て場や庭を荒らされたら、写真をとっておく。
  • 保健所・動物愛護センターに相談した日時と内容をメモし、法的な措置として野良猫駆除をした記録を付ける。

野良猫の頭数が多く個人で手が負えない場合は、捕獲する前にまず保健所に連絡しましょう。毒殺や物理的に攻撃する駆除方法は、動物愛護法に反する行為ですのでご注意ください。

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